ご依頼背景と課題
低処理量と冷却時の安全リスク
従来の蒸し器では小瓶の殺菌量が非常に少なく、作業効率が悪いうえに、殺菌後の熱い瓶を冷却する際に給水シャワーがなく、手で直接冷やす必要があり、火傷や落下の危険がありました。これにより作業時間が長引き、オペレーターの負担と安全リスクが増大。限られたスペースで効率的かつ安全に大量の小瓶を処理したいというニーズが高まっていました。
厨房機器専門業者「八木厨房機器製作所」の提案・ソリューション
省エネ&安全機能を備えた特注スチーム殺菌蒸し器

①鋳物コンロ上に設置する専用フレームを製作し、水槽の容量を最適化して省エネ運転を実現。
②中棚は調整可能な3段構成とし、一度に処理できる小瓶数を拡大。
③本体に給水シャワー配管を内蔵し、排水バルブ開放後に自動で冷水が噴霧され、安全かつ迅速に冷却が完了。
④扉開放時も蒸気漏れを防ぐ二重シール構造を採用し、運転中の開閉でもオペレーターを保護する設計としました。

導入効果・お客様の声
処理量大幅増加と作業安全性の確立
「省エネと安全性の両立が素晴らしい。これまで倍以上のスピードで殺菌できるようになり、作業が格段に楽になりました」と高評価をいただきました。導入後は同一スペースでの処理量がに向上し、給水シャワーによる冷却で安全な環境づくりに貢献。エネルギー消費も削減でき、持続可能な厨房運営に貢献できました。
